スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

集団的自衛権の理解

今、安倍内閣が躍起になっているのが集団的自衛権の行使容認に関する憲法解釈の変更についてです。
先日、討論番組を見ていてふと気づいたことがあります。
「ひょっとして、集団的自衛権を理解できていないのか?」と思えるジャーナリスト・評論家が何人もこの議論に加わっていたのです。

集団的自衛権とは
「同盟国が攻撃されるか、同盟国ではなくとも自国の安全保障上不可欠な国の求めに応じて共同軍事行動を取るもの」

つまり、集団的自衛権を行使する時は、あくまで同盟国が攻撃をされた時に自衛隊が出動するというものです。
にもかかわらず、この討論での反対論者は何かというと「もしもイラク戦争の時に求められていたら自衛隊に多大な犠牲がでていた」「もしもアフガンの時に・・・・」と散々主張するのです。どちらの戦争もアメリカが仕掛けたものであって、攻撃を受けたわけではありません。そこに自衛隊が・・・という議論自体おかしいということに、彼らは気づかないのでしょうか。

一方、イラク戦争では自衛隊は市民への水の補給という後方支援にまわりました。でも支給のためにトラックで回った時に攻撃されたら困るということで実際に行ったのは4回だけ。水を取りに来た市民にだけ渡して、ほとんどの水を捨てて帰ってきました。しかも滞在中は他国の軍に守ってもらい、闇に葬られたことではありますがひどいこともしてきたとのこと。
正直言ってこんな状態で後方支援とは言えません。行く必要もありませんでした。
それに対し、軍は出さないと言った国のある民間会社が自ら水の支給に家々を回ったとか。
後方支援といってもできることはたくさんあるはずなのに現状では何もできません。
自衛隊の活動は制限されすぎています。その弊害が様々な場面で起こっているわけです。

実は今日本と某国は国民が思っている以上に非常に緊迫した状態にあります。
いつ何が起こってもおかしくありません。最近のケースで例えるならいつウクライナのようになってもおかしくないと言えます。
そして、自衛隊は攻撃を受けたら攻撃することを認められているのですからいつでも戦争になる危険性はあるということになります。
上記の討論番組では「自衛隊だから希望者がいるけれどもし戦争をしなくてはいけないとなったら誰がなるのか」という意見もありましたが、自衛隊だっていつでも戦争をする可能性はあるのです。国民を守るために存在するのが自衛隊ですから。
「自衛隊は戦争はしない」と言っても、そう言っているのは日本だけで世界は誰もそんな風に見ていません。世界は自衛隊を軍隊と見ています。

さらにもっと基本的なことを言えば、守ってもらっているだけでその国に何かが起きた時は何もしません、というのが世の中通じるものでしょうか。
give&give、take&takeの関係はほとんどの場合成立しません。「お金出しているんだからいいでしょ」というものでもありません。
「give&take」、これは人と人の関係はもちろん国と国の関係においても当然のことだと思います。



にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへにほんブログ村 その他生活ブログへにほんブログ村 教育ブログへ
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

福祉とは?

以下をご参考にしていただけたら幸いです。

・「福祉のひろば」2014年7月号
特集 障害者の権利条約がいきる社会と日本
集団的自衛権のことも書かれてあります。

・日本国憲法第9条がノーベル平和賞させようとする動き。 

・各地の弁護士会や日本弁護士連合会の集団的自衛権行使容認の反対声明。

・沖縄の米軍基地問題。沖縄県民は困っています。

・社会福祉士の倫理綱領 前文

 われわれ社会福祉士は、すべての人が人間としての尊厳を有し、価値ある存在であり、平等であることを深く認識する。われわれは平和を擁護し、人権と社会正義の原理に則り、サービス利用者本位の質の高い福祉サービスの開発と提供に努めることによって、社会福祉の推進とサービス利用者の自己実現をめざす専門職であることを言明する。
 われわれは、社会の進展に伴う社会変動が、ともすれば環境破壊及び人間疎外をもたらすことに着目する時、この専門職がこれからの福祉社会にとって不可欠の制度であることを自覚するとともに、専門職社会福祉士の職責についての一般社会及び市民の理解を深め、その啓発に努める。
 社会福祉士や精神保健福祉士は、人権と社会正義の原理に則り活動します。社会正義については、「価値と原則」に書かれてあります。

 集団的自衛権の説明で容認する側は、都合の良いところだけ取り上げているような気がしてなりません。容認してもらおうとするための戦術ですが・・。
 集団的自衛権の限定が限定になっていない。抜け穴がある。戦争に巻き込まれる危険性は高くなると思います。反対派はその危険性を訴えていると思います。
「蟻の一穴」です。

 上記の動きや倫理綱領を読んでみても、武力があるところに福祉はないと思います。集団的自衛権のような共同軍事行動を起こさせないために、ソーシャルワーカーは活動する必要があると思います。
 失礼しました。

Re: 福祉とは?

たまさん様

ご訪問ありがとうございます。

社会福祉士の端くれとはいえ社会福祉の現場をほんの少しかじった程度の私がこう申し上げるのもなんですが・・・・
社会福祉という分野、考え方はその社会にある程度余裕のある状態で初めて成り立つものだと思います。
安定した社会になって初めて社会福祉士も精神保健福祉士も専門性を追及することができます。

仮に集団的自衛権を認めないという方向が定まったとしても戦争はいつでも起こりえるということを反対論者の方々は考えたことはないのでしょうか。自衛隊はあくまで自国を守るために存在するものですが、日本が攻撃されれば当然戦争になりますし、たまさん様のおっしゃるとおり戦争になれば社会福祉どころではありません。
また、「集団的自衛権」とは同盟国が行っている戦争全てに参加するのではなく、同盟国が攻撃された時に自衛隊がその相手を攻撃することです。同盟国が関わっている戦争すべてに日本が関わるということではありません。この点は政治家ですら理解していない人が多いです。それに、そもそも日本が危険なときに同盟国に守ってもらうのに相手が危機に瀕したときには何もしない、ということはあまりにも筋が通っていないと思います。
集団的自衛権の限定が限定でなくなっていく可能性はもちろんありますが、それはこれまでの日本のあらゆる政策で証明されているので・・・・と、何の反論にもなりませんが、今までも「いつのまにかこうなってました」、といったことは山ほどあります。それだけ日本人は政治に無関心とも言えますが、そうではない、国民はいつでも政府・政策の動向に目を光らせているんだぞということが政治家や官僚に伝われば、少しは変わってくるかもしれません。

なんだかとりとめもないお返事になってしまい申しわけありません。
貴重なご意見ありがとうございました。

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

Re: 福祉関係とと憲法9条

のまち10 様

ご訪問、そしてコメントありがとうございます。
お返事大変遅くなってしまい申し訳ありません。

第二次世界大戦における日本の立場については、人によってその認識はかなり異なりますよね。
しかし、戦争におけるどのような行為にもはそれぞれの主張があり結果があります。
日本の場合はたしかに原爆投下という悲惨な結末の末の終戦となりましたが、それを繰り返さないために憲法があるのかというとそうではないと思っています。なぜなら、憲法自体自分たちで作り上げたものではないからです。作り直した結果同じものになったのであれば何も言うことはないのですが、他者から一方的に与えられたものを必死で守ることがどれだけおかしなことか、ということを護憲派の方々は分からないのでしょうね。

そもそも自衛隊の存在が違憲なのです。世界は自衛隊のことを軍隊と認識しています。それを日本人がそうでないとこじつけているだけです。また、その軍隊ではないという自衛隊も、他国が日本に侵略してくれば当然戦いますし戦争に発展するのです。

「自衛隊」という言葉にごまかされてその真実が見えていない人がどれだけ多いことか。
単なる言葉遊びに過ぎません。

日米同盟についても、アメリカが本気で日本を助けてくれると信じている人も多いようですが、実際にはそんなことはないと思います。最終的には自分の身は自分で守るしかないのです。
また、give&give、take&takeの関係はほとんどの場合成立しないことについては記事に書いたとおりです。

貴重なご意見ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。
プロフィール

山村福ノ助

Author:山村福ノ助
社会福祉士・精神保健福祉士有資格。現場から少し離れたことによっていろいろなことが見えてきました。

最新記事
カテゴリ
フリーエリア
ワンクリック、ご協力ください。
にほんブログ村 教育ブログへにほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへにほんブログ村 その他生活ブログへ
ご訪問ありがとうございます。
現在お越しいただいている方。
現在の閲覧者数:
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
打ち上げ花火をあげられる四季の風景時計
ごゆっくりどうぞ・・・
リンク
ブロとも一覧

異文化に恋してる
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
RSSリンクの表示
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。