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自国への理解・意見を持つこと

今、シリアで拘束されている邦人男性の安否が気遣われています。
この報道を聞いた当初は、身代金目的では?関係国への見せしめか?等思っておりましたが、その後の情報から考えるとおそらく捕虜になってしまったということなのでしょう。

皆さんはこの報道を受けてどのように思いましたか?
「危険なところと分かっている場所へ行っているのだから自業自得」と思った人も少なくないのではないのでしょうか。
たしかにその通りです。
しかし、これが他国なら、たとえそうであっても軍を挙げてでも救出しようとします。
「自業自得だから仕方ない」と他人事と済ませてしまうのは日本人の象徴的な国民性だと思います。

1954年、アメリカが行ったビキニ環礁での水爆実験「キャッスル作戦」に巻き込まれたマグロ漁船「第五福竜丸」の事件。アメリカは漁船がいることを承知の上で実行しました。その後、静岡県では反米運動が起こったものの、その後は子ども達に語り継いでいるわけでも反米感情が高まっているわけでもありません。
この事件を含めて日本人は3回被爆しているのです。しかし、某テレビのアナウンサーはアメリカ人へのインタビューで「日本人はアメリカが大好きなのですが・・・」と日本人の気持ちを堂々と代弁しておりました。
実際、大好きな人は多いのかもしれませんが、戦中戦後好きなようにされて今もなお様々な問題が突きつけられているのに、そういったことを全てなかったかのように大好きと公言できるのは日本人くらいではとさえ思ってしまいます。自虐が好きなのでしょうか。

その点、自分たちの国益を考えた上でたとえ(相手にとって)理不尽であってもしっかり自己主張をしている韓国や中国は評価すべきと言えます。それ故に日本との関係がしっくりこないのですが、その違いが竹島問題や尖閣諸島問題にもつながっているのです。また、領土問題はどの国も抱えていることなので、問題を認識した時点でもっと真剣に対応してこなくてはいけませんでした。自分にとって都合よくしか考えてこなかったことのツケが今になってまわってきたとも言えます。
このことはアメリカにも言えることで、例えば機密情報の取り扱いに関しては本当にすごいと思います。たとえ国家にとって不都合な情報でも期日がくればきちんと公開します。隠蔽大好きな日本は多いに見習うべきです。

当然ながら、個人感情としてどの国や国民を好きでも嫌いでも構いません。それをどうこう言うつもりも全くありません。
ただ、日本人はもっと日本に誇りを持つべきだと思うし、自国について・他国についてきちんとした理解と意見を持つべきです。そのために、まずは自国の歴史を表も裏ももしっかり学ぶところから、ですかね。



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七五三を祝う意味

まだまだ夏真っ盛りですが、そろそろ周囲では七五三の話を聞くようになりました。
本来、七五三は
 3歳→髪置の祝い・・・生まれてすぐに剃っていた髪の毛を伸ばす
 5歳→着袴の祝い・・・それまでは女の子と変わらずに着物だけだったところに袴をはくことで「男」としての道を歩み始める
 7歳→帯解きの祝い・・・それまで着物につけていた紐をはずして帯を締める
という意味を持ちます。
「3歳になるから」「5歳になるから」と年齢だけで流れ作業的に祝うだけで、実はしっかりその意味を意識している人はそれほど多くないような気がします。

しかし、よくよく考えてみるとこれらのお祝いの意味は全て後付けであることが分かります。
なぜなら、昔は子どもの死亡率が非常に高く、江戸時代末期になってようやく産後の生存率は5割程度だったからです。逆に言えばそれまでは2人に1人以上が生まれても大人まで育っていなかったということになります。
生活が貧しく母親の栄養も満足ではない状態で、その上出産ギリギリまで働いていた時代が長かったのですから、子どもが無事に産まれてくること自体が難しいものでした。そのため、まずは子どもが3歳まで無事に育ってくれたことでひとまず山は越えたと感謝をする。しかし男児は女児に比べて死亡率が高かったことから男児は5歳を1つの節目とする。しかし、子だくさんの時代は3歳や5歳まで育ってくれたけれどその後死亡してしまう経験を重ねる人も多かったことでしょう。そうなると今度は7歳まで育ってくれればさすがにそこからは無事に育ってくれるだろう、ということで7歳を目安に無事に育ってくれたことを感謝することになった。
ただしこれらはあくまで庶民の話です。
調べてみると、行事(儀式)自体は中世からあったようですが、それぞれの時代で行事をしていたのはもちろん公家や武家だけであり、庶民にはないものです。一般には江戸時代中期に呉服屋がこれらの行事を商業政策として広めたようです。
少なくとも現代を生きる私は庶民で、十中八九先祖も庶民です。子どもが産まれるたびに無事に育ってくれることを必死で祈り、家族として人数に数えられる子どもがいることに日々感謝していたことでしょう。そう考えると、その家族によって祝うタイミングはまちまちだったのではないでしょうか。
このような背景を考えると、お祝いは年齢にこだわらずその子の成長に合わせたものであって良いものですし、女児は2回、男児は1回、ではなくてそれぞれ1回ずつで十分だと言えます。

最近では女兄弟のいる男の子の場合「お姉ちゃん(あるいは妹)に比べてお祝いが1回しかないのは不公平でかわいそうだから」と全ての年齢で祝う人もいるとか。
誰がどのタイミングで何回祝うのかはそれぞれ自由です。しかし、年齢や回数だけでお祝いをするのでは「行事ありき」となってしまい本末転倒になってしまいます。
今の日本は世界トップクラスの出産後の死亡率の低さを誇っており、その一方で子どもの躾け・教育・関係がうまくいっていない親子(親本人が気づいていないケースも多い)が増えています。
せっかく子どもの成長を祝うのだから、年齢だけでその準備をするのではなくその意味を知り背景を自分なりに考え、いかに子どもの成長がありがたいものなのかということに気づけば、その後の教育や子どもとの距離のとり方等も自然にうまくいくようになるのではないでしょうか。
親にとって、子育てについてじっくり考える良い機会だと思います。



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山村福ノ助

Author:山村福ノ助
社会福祉士・精神保健福祉士有資格。現場から少し離れたことによっていろいろなことが見えてきました。

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