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集団的自衛権の理解

今、安倍内閣が躍起になっているのが集団的自衛権の行使容認に関する憲法解釈の変更についてです。
先日、討論番組を見ていてふと気づいたことがあります。
「ひょっとして、集団的自衛権を理解できていないのか?」と思えるジャーナリスト・評論家が何人もこの議論に加わっていたのです。

集団的自衛権とは
「同盟国が攻撃されるか、同盟国ではなくとも自国の安全保障上不可欠な国の求めに応じて共同軍事行動を取るもの」

つまり、集団的自衛権を行使する時は、あくまで同盟国が攻撃をされた時に自衛隊が出動するというものです。
にもかかわらず、この討論での反対論者は何かというと「もしもイラク戦争の時に求められていたら自衛隊に多大な犠牲がでていた」「もしもアフガンの時に・・・・」と散々主張するのです。どちらの戦争もアメリカが仕掛けたものであって、攻撃を受けたわけではありません。そこに自衛隊が・・・という議論自体おかしいということに、彼らは気づかないのでしょうか。

一方、イラク戦争では自衛隊は市民への水の補給という後方支援にまわりました。でも支給のためにトラックで回った時に攻撃されたら困るということで実際に行ったのは4回だけ。水を取りに来た市民にだけ渡して、ほとんどの水を捨てて帰ってきました。しかも滞在中は他国の軍に守ってもらい、闇に葬られたことではありますがひどいこともしてきたとのこと。
正直言ってこんな状態で後方支援とは言えません。行く必要もありませんでした。
それに対し、軍は出さないと言った国のある民間会社が自ら水の支給に家々を回ったとか。
後方支援といってもできることはたくさんあるはずなのに現状では何もできません。
自衛隊の活動は制限されすぎています。その弊害が様々な場面で起こっているわけです。

実は今日本と某国は国民が思っている以上に非常に緊迫した状態にあります。
いつ何が起こってもおかしくありません。最近のケースで例えるならいつウクライナのようになってもおかしくないと言えます。
そして、自衛隊は攻撃を受けたら攻撃することを認められているのですからいつでも戦争になる危険性はあるということになります。
上記の討論番組では「自衛隊だから希望者がいるけれどもし戦争をしなくてはいけないとなったら誰がなるのか」という意見もありましたが、自衛隊だっていつでも戦争をする可能性はあるのです。国民を守るために存在するのが自衛隊ですから。
「自衛隊は戦争はしない」と言っても、そう言っているのは日本だけで世界は誰もそんな風に見ていません。世界は自衛隊を軍隊と見ています。

さらにもっと基本的なことを言えば、守ってもらっているだけでその国に何かが起きた時は何もしません、というのが世の中通じるものでしょうか。
give&give、take&takeの関係はほとんどの場合成立しません。「お金出しているんだからいいでしょ」というものでもありません。
「give&take」、これは人と人の関係はもちろん国と国の関係においても当然のことだと思います。



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靖国神社とは

以前、韓国との関係悪化について書いたときにも触れた総理大臣の靖国神社参拝問題について。

先日、某テレビ番組でこの問題を取り上げていました。
街頭インタビューで、今の若い人にとって靖国神社とは・・・・結局のところよく分かっていない、というのが現状でした。

そもそも靖国神社とは明治時代に建立されたものでイメージほど歴史があるわけでも由緒があるわけでもありません。
ただ、日本のために戦ってくれた人々を祀っている場所として近所にある神社とは大きく違うとは言えます。そして、問題はそこにA級戦犯が合祀されているということです。
近隣諸国の参拝問題への反応はさておき、この神社のあり方に非常に違和感を覚えているのが「靖国神社は軍人しか祀らない」ということ。もし祀った人が何かの拍子に軍人でないことが判明した場合、「そんな人を祀っていてはいけないではないか」ということで名前が削除されます。なぜ軍人しかいけないのでしょう?軍人でなくても、戦時中は小学生のうちから竹やりの訓練をさせられ、米軍に突撃した人もいたでしょう。そういう人たちはなぜ祀られないのでしょうか。国のために立派に闘ったのは何も軍人だけではないのです。

そして、総理大臣の参拝問題。
他国は国のトップが戦没者の墓地を当然のように訪れているのに、なぜ日本だけはこれほど問題視されるのか、という意見があります。しかし、他国と大きく違うのは日本は第2次世界大戦の参戦を「過ちだった」としていることです。もちろん、戦争の意義については様々な意見があります。それでも、国は河野談話・村山談話を踏襲してこの戦争は間違っていたと言っているのです。そしてA級戦犯の合祀とはすなわち戦争犯罪者と認定された人々を合祀しているということで、「侵略された」としている国々からすれば当然「何してるんだよ」となるわけです。
日本は戦後散々謝って賠償金も払ってきたのに、なぜ?と思う人もいるでしょう。しかしながら、謝った後日本は戦争犯罪者を祀っている神社を参拝するという、間逆の対応をしているのだから文句を言われても仕方ありません。

さらに、今までは靖国参拝しても何も言ってこなかった中国が今になって強く抗議してくることについて。
それはなぜか。
尖閣諸島問題と同様で、これまではまだ国力がなかったからです。
言い換えれば、今は日本よりも国力がある、何かあっても日本相手ならどうにでもできると判断したから今までは黙っていた問題を表面化しているのです。

靖国神社参拝を正当化するならまずは河野談話や村山談話を撤回するところから始めなくてはいけません。

もうひとつ。
「国会議事堂と靖国神社を地下にトンネル作ってこっそり行けばいいのでは?」という意見がありました。
本当に分かっていないのかと驚きました。
政治家の靖国神社参拝はパフォーマンスです。
こっそり行ってしまっては票につながらないじゃないですか・・・・
残念ながら、政治家の靖国神社参拝への思いはそんな程度なんですね。



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『美味しんぼ』問題

今、「週刊ビックコミックスピリッツ」(小学館)で連載している『美味しんぼ』の中で、登場人物が「福島県内には住むな」等話す場面が描かれていることについて物議を醸しています。

各方面の専門家によれば描かれている内容に信憑性がないとのことですし、地元住民の方の中には「風化しつつある地元の様子を書いてくれていてありがたい」といった意見もあり、またこの漫画を読む人は極限られているということから社会がそれほど大きく取り上げることもないのかな、と思います。

ただ、私がこの騒動で一番問題だと思っていることは、この作者が現地取材の依頼をした際に今問題になっているような描写をする予定を一切伝えなかったことです。
取材依頼を受けた方々は、有名な漫画に地元のことを紹介してくれるということで原発関係者も旅館も皆大歓迎で接待したとか。
作者とその関係者は最初から被爆のこと等の描写ありきで取材依頼しているのだから、これはもう完全な確信犯です。取材依頼を受けた方としては完全に裏切られた・だまされたと思っても仕方ありません。

この福島の原発問題を作者はどのように結ぶのかは知りませんし興味もありませんが、そもそもこの作者の礼儀のなさや常識に欠けている点について大変遺憾であると思っています。



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JRの損害賠償請求について

2007年、愛知県で認知症により徘徊の症状のある高齢者(当時91歳)が列車にはねられ死亡した事故がありました。そして、先日この事故に対するJR東海が起こした損害賠償請求の控訴審判決が出たことが今話題となっています。名古屋高裁が出した判決は「妻(当時85歳、要介護1)の監督が不十分だった」です。

この判決に対しては「24時間監視しろというのか」、「認知症のことを分かっていない」等JRや裁判官の介護の実情への理解不足、という意見が圧倒的多数であるというのが私の印象です。

しかし、私はこういった意見以前に、JRの損害賠償請求そのものに違和感を感じています。
今回の事故を含め、人身事故があった場合、誰が被害を受けているのか、ということです。
JRは被害を受けているのですか?
違います。被害を受けるのは毎回乗客です。
乗客の中にはとても重要な商談を予定していた人がいたかもしれません。その人は商談の時間に間に合わず、個人的にも会社的にも大きな損害が出たかもしれません。
果たして、そういった損害を受けた乗客には損倍賠償はされているのでしょうか。
そんな話は聞いたことがありませんよね。
では、飼い犬が誤って電車にはねられてしまったら?飼い主に請求がいくのでしょうね。ではタヌキがはねられてしまったら?誰にも請求しません。犬と同様にダイヤは乱れるのに。
本当に本当におかしな仕組みです。

そもそも、車掌のミスで時間通りに駅に着かなかった場合には誰にも請求しないではないですか。ミスによる遅れなんてしょっちゅうですが、これまで1人でも請求された車掌はいるのでしょうか。また、振り子電車などは風等にとても影響を受けますので時間通りに到着すること自体少ないです。

さらにいえば、時間通りに目的地に着かないことで損害賠償請求があるのは日本を含めた世界中でJRだけです。
飛行機など他の乗客の遅刻で30分以上遅い出発になることもありますが、乗客は「ああ・・・」とため息はついても苦情を訴えているのは見たことがありません。皆飛行機に乗って時間通りに着くとは思っていないからです。むしろ、時間通りに出発・到着すればラッキーくらいに思っています。

おそらく、国鉄時代の殿様感覚が抜けず、なあなあなまま残っているのでしょうね。
JRの利用者である私たちは、認知症の理解や介護の理解云々以前に、まずJRの損害賠償請求そのものがおかしなことだということに気づかなくてはいけません。そして、新聞やマスコミはそのおかしさを改善するよう追及していく必要があります。



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プロフィール

山村福ノ助

Author:山村福ノ助
社会福祉士・精神保健福祉士有資格。現場から少し離れたことによっていろいろなことが見えてきました。

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