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私の実習体験⑤・・・事前学習の大切さ

こんばんわ。

私の実習体験⑤です。

とにかく、3週間の精神科病院は、とても充実したものでした。
それまでの特別養護老人ホームとは雲泥の差です。

精神科病院実習では、退院が近い患者さん数人を予めピックアップしてくださっており、その中の1人と主に関わることで患者さんの入院~退院までの流れに関わらせていただきました。
私は、ピックアップしていただいた患者さんの中からある女性患者さん(統合失調症)を選ばせていただき、その方とは本当に仲良くさせていただきました。「この時間はとくに予定がないから自由にしていいよ」と言われると、いつでもその方のお部屋へ伺っていました。結局、その方は私の実習が終わった後に退院となり、アパートへ移られたので、退院には立ち会えなかったのだけが残念でした。でもこればかりは仕方のないことです。
また、経過を追う以外にも様々な実習をさせていただきました。
  作業療法
  病棟のレクリエーション活動
  (前回も書きましたが)メンタルクリニック
  市内の作業所
  精神科訪問看護
  病院内の他職種の方の講義
  診察への同席
                                    等等

印象的だった内容はいくつかありますが、中でもとくに驚いたのは、“パチンコ”への依存のために診察に来ていたご夫婦でした。
「パチンコへの依存も精神科なんだろうか」という疑問は離れず、指導者にうかがいました。指導者からの回答は「カウンセリングの要素が大きい」とのことでしたが、薬の処方はどうだったんでしょうかね。その時の私はまだまだそこまで頭が回らなかったのが残念です。
また、社会保障の制度についてほとんど無知に近い状態でしたので、急遽医療保険へ加入していない患者さんが搬送されてきたときの対応を、きちんと記録に残せなかった悔しい記憶もあります。
やはり、何事も事前学習は大切なことです。

それから、今思い出しても恥ずかしいことを指導者に話したことがあります。それは精神障害に対する考え方です。実習の中盤だったと思いますが、「精神病とは風邪のようなものでしょうか」と言ってしまった事。
今ならそのような質問するはずもないのですが、当時の私はまだまだ精神障害がどんなものなのか、分かっていなかったのですね。こんなに素晴らしい実習を提供してくださった病院、指導者に申し訳ないです・・・・

実習は、学校で学べないことを学ぶ場ですので、すべてを把握・理解している必要はもちろんないのですが、それでも実習生としてある程度の事前学習をしておくことは、実習指導者の手間を省くだけでなく、自分が何を理解できなくて何が理解できているかということを分かっているためスムーズに実習に臨むことが出来ます。

だからこそ、現在の私は学生に対してとにかく事前学習はしっかりするように話し、さらに時間が許す限り授業のなかにも取り入れるようにしているのです。


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私の実習体験④・・・運命の出会い

おはようございます。

週末、急に花粉症のピークが来ました。世間ではもう8割がた終了だということですが・・
私が花粉症(杉)を発症したのはなんと就学前。4歳ごろで診断されました。
それ以来、ずっと毎年お付き合いしております。
長年の経験から得たこと。
それは、花粉症は杉が多い場所ではなく、空気の悪いところでこそ発揮される、ということです。
山へ登れば杉だらけの場所でもさわやかに過ごせますし、杉などどこにも見当たらない都会で過ごせば一瞬で悪化します。
つまり、花粉症というものはおそらく空気汚染とともに始まったもの、のような気がしてなりません。

「私の実習体験④」です。

さて、熱発しながらもどうにか2週間の社会福祉士の実習を終えた私は、その翌週から3週間の精神保健福祉士の実習へ臨むことに。
実習場所は「精神科病院」で、社会福祉士の実習を行った特別養護老人ホームのかかりつけ医ともなっている場所でした。
まだまだ精神保健福祉士という国家資格がはじまったばかりで、その病院での実習生の受け入れは私が初めてでした。その病院にはPSW(PSW:Psychiatric Social Worker=精神科ソーシャルワーカー)は4名、内有資格者が2名でした。そして、女性のPSWが実習指導をしてくださったのですが、この方との出会いがその後の私の人生を決定付けたほど、ここでの実習は私にとって本当に素晴らしい内容のものでした。
その精神科病院では急性期病棟(閉鎖病棟)、療養病棟、認知症治療病棟がありました。基本的には療養病棟の患者さんとのかかわりがメインでしたが、ほとんど自由に活動させていただいたし、近くの作業所へ連れて行っていただいたり、週末には同じ法人のメンタルクリニックでも活動させていただきました。
「初めての実習生」にもかかわらず、本当に丁寧に指導していただいて、今でもとても感謝しています。

どのような目的を持つ実習であっても、誰が実習指導者かによってその実習内容は大きく異なります。
その点で私は本当に恵まれました。
だからこそ、自分が教える学生たちがどのような実習指導を受けているのか、さらにその指導を学生がどう受け止め、生かすことができているか、ということは実習担当者としてはとても注意していることであり、時には指導者に対してご迷惑を承知で丁寧なご指導をお願いすることもあるのです。

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私の実習体験③・・・疑問をもつこと。

こんばんわ。

今日は良い天気でした。
最近、運動不足解消のため、できるだけ機会を作っては自転車に乗るようにしています。
そのせいか、良く食べるようになってしまって・・・・
運動不足は多少改善されても、体重増えるのはちょっと、なんですよね(笑)

「私の実習体験③」です。

初めての実習(特別養護老人ホーム)では、私の実習が開始した時点で他の専門学校から介護福祉士の実習に2名の学生が来ていました。彼女たちはもともと介護技術を学ぶために来ているわけですから良いのですが、相談援助実習が全くできていない私は・・・・とくに疑問を持たなかったのです。

今、自分が学生たちに指導していること、実習先へお願いしていることと比べると、本当に残念な実習でしたし、私自身残念な学生でした。
日々の生活の中で「なぜ?」と疑問を持ち、それを解決することはとても大切なことです。ましてや実習の中では自分自身の成長にとってもっとも大切なこととも言えます。それゆえに、私は普段から学生たちに「常に疑問を持ちなさい」と指導しているのですが・・・・
自分の学生時代を省みると、本当にもったいない時間を過ごしてしまいました。
ただ、この経験から、学生たちに伝えたいことが山ほどある、というのも事実です。
学生として、実習生としては評価できない私の過去ですが、それでも少しは役になっているということでしょうかね・・・・

そういえば、この初めての実習では序盤に38度の熱を出しました。それでも、次の実習(精神保健福祉援助実習)が控えていたのでなんとしても延期だけは避けたくて、必死でくらいついていました。
なのに、今の私といえば、学生に「無理するな」、「利用者に風邪を移してはいけない」と耳にたこが出来るくらい言っております
昔は今に比べるとずっと危機管理が甘い、という時代背景もあるのですが・・・・
実習の巡回指導の際に指導者ともよく話すことですが、立場が変わると自分の実習生時代を棚に上げてでも、いろいろと求めたくなってしまうものなのですね。

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私の実習体験②・・・高齢者施設での恋愛

こんばんわ。

今日はとても良い天気でした。
花粉症の私にはつらい日でもありましたが・・・

実習体験の続きです。

生まれてはじめての実習。初めて内側から見る特別養護老人ホーム。選んだ種別が良くなかったのか、あるいは施設が悪かったのか、はたまた指導員が悪かったのか・・・・
とにかく、社会福祉士の実習だというのにひたすら介護業務を学んでいました。

その施設は認知症対応でした。というのも、精神科病院が隣接していたのです。
ある日、実習担当者と一緒に介護業務を行っていたとき、ちょうど目の前をぼーっと通り過ぎた男性利用者がいました。その様子を見た実習担当者は「○○さん、前はもっと元気だったのにね。薬でああなっちゃったんだよね」と言いました。私は何のことか分からず「薬ですか?」と思わず聞き返してしまいました。その方は、以前同じ施設に入所していた女性ととても仲が良くなり、居室をお互いに(男性が女性の居室を出入りしていたかも)出入りするようになったため、薬で意欲を低下させたんだそうです(指導者の表現の仕方は私の言葉に代えてあります)。つまり、大変な関係(?)になってはいけないので、薬を使って押さえつけたわけです。私は「お薬飲んででもそうしなくちゃいけないのでしょうか」と言うようなことを質問したと思います。これに対しては「まあ、私たち(当時は寮母)はあんまりそういうの言えないからね~」というお返事でした。「そうなのか・・・」と、それ以上は何も質問できなかったのですが・・・・
実は、その向精神薬を処方した精神科病院こそ、私の次の実習先なのでした。

高齢者の施設内の恋愛、難しいですよね。考え方はそれぞれだと思います。
私が学生時代にアルバイトをしていた養護老人ホームでは、(私がアルバイトをするずっと前に)1人の入居女性をめぐって三角関係になり、1人の男性が居室に火をつけ施設が火事になってしまった、という事件がありました。
人間、恋愛が絡むと周りが見えなくなるのは・・・・年齢は関係ないんですよね。かといって、施設へ入所されている方の場合は必ずしも独身とは限らないわけで・・・

恋愛感情は、生きがいにもなるしとても大切な“気持ち”。大切にしたいしして欲しい“気持ち”。でも状況や相手によるのも年齢に限った話ではありません。
本当に本当に難しいですよね。

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私の実習体験①・・・社会福祉士の専門性

こんばんわ。

「社会福祉への道のり」の続きです。

大学在学中に精神保健福祉士と精神障害者を知った私は・・・・とくに不安もなく実習を迎えました。
大学では、社会福祉士の実習が全2回で組まれており、精神保健福祉士の実習は精神科病院と社会復帰施設と2箇所で行うことになっておりました。
ダブル受験を目指すことになった私は、3年の夏休みに社会福祉士の実習で特別養護老人ホーム、その次の週に精神科病院での実習を行いました。
つまり、私の人生初の実習は特別養護老人ホームということになったのです。
現在私が担当する学生たちの実習ではあくまで「相談援助」の実習ですが、私が実習を行った頃は介護職員と同じことをしました。相談員である社会福祉士から最初に言われたことは、「社会福祉士は何でも屋。バスの送迎もする。あちこち動いているからほとんど一緒にいられない」ということ。「え、そうなの?」とは思いましたが、初めての実習でしたし「でもまあそんなもんなのかあ」と勝手に納得してしまいました。これがもし今の学生たちが実習先から言われたことなら、巡回指導でしっかりその指導者に対して話し合いを設けますけどね(笑)でも、今から10年以上前の、当時の社会福祉士の実習といえばそんなものでした。そういえば、この実習中、介護保険が始まる前だったので利用者の家族を対象にした制度の説明会が開催されていました。この説明会には・・・・参加させてもらえず、ひたすら利用者の介護をしていました。さらに、「もしうちの施設の就職を希望しても、今介護をやってる職員で社会福祉士持ってる人が(ポストが空くのを)待ってる状態だから、難しいと思うよ」とも言われました。就職する気は特になかったのですが・・・・
当時の社会福祉士には「社会福祉士を育てる」気もなかったのでしょうね。少なくともこの施設では。
おかげで実習日誌には毎日介護のことを書いておりました・・・・

現在も、正直言って社会福祉士の認知度は高くありません。道行く人に「社会福祉士ってどういう仕事をしているか知っていますか」と聞くと、おそらく10人中9人が「知らない」と答えるでしょう。でも保育士や介護福祉士のことは10人中10人が知っています。
10年も前なら、なおさらです。ただ、問題なのは当時の社会福祉士自身が現在のように自分の資格に専門性を感じていなかった、ということでしょうね。ひょっとしたら、このような経緯も社会福祉士の認知度がなかなか上がらない原因の一つなのかもしれません。

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プロフィール

山村福ノ助

Author:山村福ノ助
社会福祉士・精神保健福祉士有資格。現場から少し離れたことによっていろいろなことが見えてきました。

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